弊社はこの度、外食事業社様と共に越前たけふ農業協同組合様(代表理事組合長 土本俊三)を訪問し、生産地との交流を図ることで「持続可能な農業」の実現を後押しするプロジェクトとして、生産地と消費地をつなぐ「田植えイベント」を実施いたしました。
生産地と消費地が密接に関わり合い、需要面と供給面それぞれの課題や互いへ求める事を共有し、各所で必要な対策を講じる仕組みを構築していきたいと考えております。
農業に従事する基幹的農業従事者の平均年齢は令和5年度で68.7歳と高齢化が加速度的に進んでおり、お米生産に係る農家の年齢では49歳以下が全体の2割を下回り、65歳以上が7割を占めております。
近い将来、日本人が年間に消費するお米の数量を、生産量が下回る時期がやってくると予測されています。
そうした背景の中、本プロジェクトでは手植え・機械植えの双方を体験。
米が生産される過程を体験することで、生産者の苦労を実感することができました。
その後、「稲作勉強会」も開催され、田植え前から始まる土づくりや安心安全にかかわる管理業務等、田植えや稲刈りだけでは見えない生産者の想いに触れることで、より農業に対しての理解を深めることができました。
今回田植えを実施した【省農薬米】は、
■化学合成農薬の殺虫剤と殺菌剤は使用禁止
■化学肥料の使用は生産地の水準の窒素成分量50%以下
■除草剤は使用1回のみ
という厳格な基準が定められた環境で、生育されます。その為、安心安全な食の提供による消費者の健康はもとより、生き物が喜んで暮らせる自然環境作りの実現が可能となります。
弊社は今後も「稼げる農業」を目指して第一次産業の安定的な生産を支援すると共に、生産技術の向上や消費地のニーズへの対応を実施し、より高品質な米の供給・生産性の向上・市場の安定・地域経済の活性化に寄与してまいります。
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