高卒×キャリア対談
今西 美琴
高橋 洋二
SPEAKER
管理部
受注センター
今西 美琴
2022年高卒入社。職場見学に訪れた際、幸南食糧の明るい雰囲気に魅力を感じ、幸南食糧へ入社した。
関西営業部
高橋 洋二
2021年キャリア入社。前職時代、営業先として幸南食糧に訪れた際、社員からのあいさつに感動し入社。
PROLOGUE
お米の価値と魅力って、
どう伝えるんですか?
社会人歴が長く、ベテランの風格溢れる高橋ですが、実は幸南食糧への入社は社会人26年目のこと。長い間社会人経験を重ねてきた高橋は、なぜ幸南食糧に入ったのか。今はどんな仕事をしているのか。同じく幸南食糧の新米である、高卒ルーキーの今西が密着します。
TALK01
普段の仕事で、
どんなことにやりがいを
感じているんですか?
- 今西
- 今日はよろしくお願いします!高橋さんとは初めて対面でお話しするので緊張しますね。笑
- 高橋
- 今までは、電話でしかやり取りしてこなかったもんね。よろしくお願いします。
- 今西
- 早速質問なんですけど...。同じ事業部で仕事内容は全く違う高橋さんが、どんなやりがいを持って働かれてるのか気になりました!
- 高橋
-
僕はまだ幸南食糧に転職してきて長くないけど、一番は『ありがとう』って言われることかな。以前、大手スーパーマーケットの役員さんと一日中北陸の生産地を見学して回ったとき。別れ際に「高橋さんのおかげで、更にお米に詳しくなれたよ。ありがとう」って言われたのが一番の思い出だなあ。
- 高橋
-
やっぱり、お客さまにも商品の生産工程に触れてもらうことで、商品の強みなども理解してもらいやすくなるからね。でもそれだけじゃなくて、一日の産地視察を通じて、感謝してもらえたことはもちろん、プライベートな話もできるような関係になれたのも嬉しかったな。
- 高橋
- それに、実は僕「ありがとう」がきっかけでこの会社に入ったんだよね。
- 高橋
- 僕が前職の飲料会社にいた時、幸南食糧に営業をかけてたのよ。その時、来社のたびに社員さんに「こんにちは」や「ありがとうございます」って元気に声をかけられるのがうれしくて。
- 高橋
- うん。それで、気づいたら商品じゃなく「僕、転職考えてるんですけど取ってくれませんか?」って、自分の営業をかけてた笑
- 今西
- そんなきっかけだったんですか!?
でも実は、私の入社理由も会社の雰囲気だったんです。「食品会社に行きたい」とは思ってなかったんですけど、職場見学の時、一人一人目を合わせてあいさつしてくれたのがうれしくて入社したのを思い出しました。
- 今西
- 先ほど高橋さんのやりがいを聞いていて気になったんですけど、逆に一番大変だったことはありますか?
- 高橋
-
30種類以上のお米の中から、お客様のご要望にぴったりのものを提案するのに悩んだことかな…。入社半年で、冷凍食品を製造するお客様から「冷凍キンパ(韓国風のり巻き)を新商品として発売したいので、それに使うお米を提案してほしい」と相談されたことがあって。膨大な種類のお米から、どれを提案したらいいんだ…と途方に暮れてね。
- 高橋
-
もちろん入社して半年なので、全てのお米の事が完璧にわかるわけがなくて。だからこそ、お米を調べるより先に、お客さんのことを好きになろうと努力したんだよね。「お客さんのために何ができるんだろう…」と考えた時、徹底的にキンパのことを研究しようと思って。スーパーから宅配まで、自腹で6社以上のキンパを買い込んで。
- 今西
- やっぱり、明確に違いが分かるものなんですか?
- 高橋
-
もちろん。キンパの具材や味つけ、お米の硬さや大きさまであらゆる要素を資料にまとめてお渡ししたよ。もちろん最後には「他社はこういう特徴なので、お客さんの商品の味付けですとこんなお米が合っています」という結論もあわせてお伝えして。
- 高橋
-
そうしたら、最終的に「ぜひ新商品の開発は高橋さんにお任せしたい」と言われて。「お米を選ぶ」という考え方から「お客さんの役に立つ」という考え方に変えて、そこからすごく仕事が楽しくなったんだよね。
- 今西
-
入社半年でお米のことが分からないなりに、自分の感想を素直に伝えるって勇気がいりますよね。私もお客様から「このお米ってどういうおかずに合うの?」「どうやったら美味しく炊けるの?」って詳しいことを聞かれる度に、「もっと詳しくならなきゃ」と思います。
- 高橋
- 正直、僕もまだまだ初めて見る銘柄もたくさんあるよ。そういう時は「食べたことないです」って率直に伝えたほうが良いかも。
- 今西
- お米を扱われている中で、どんどん詳しくなっていったんですか?
- 高橋
-
前よりは、だいぶ詳しくなったと思うな。最近気づいたのは、品種が変わると炊飯器を開けた時の匂いが違うんだな…ってこと。あとは、先輩とご飯に行ったら必ず2人でまずご飯の匂いを嗅いだり、家族とスーパーに行ったらまずはお米コーナーに直行したり…。プライベートでもお米の研究が染みついてるわ。笑
- 今西
- あと1年でそこまでたどり着けるかな...。笑
TALK03
大変な事って、
どうやって乗り越えるんですか?
- 今西
- さっきのキンパの案件のような、大変な仕事に直面したときには心が折れないんですか?
- 高橋
- ちょっと格好つけていい?笑
営業の仕事って、恋愛と同じだと思ってて。相手のことをどれだけ好きになれるか。逆に、相手にどうやって好きになってもらうか。そこに挑戦していくこと自体が楽しかったりするから、心は折れないんだよね。
- 高橋
- あくまで、自分の考えだけどね笑 恋愛も仕事も、乗り越えなくちゃいけない壁があるでしょう。そこで折れずに挑戦した結果が、お客様の「ありがとう」につながると思ってるんだよね。
- 今西
-
どうやって相手に好きになってもらうか...。さっきお話しいただいたキンパのお客様もそうなんですけど、自分のできることに対してどんどん動いていく意欲がすごいですよね。私はまだ自分から仕事を探しに行けていないので、すごいなあ...。と思います。
- 高橋
-
「自分を売り込む」のが大事だよね。お米の価値と魅力を伝えるためには、自分の価値と魅力を伝えなくてはいけないと思ってて。僕は「できることなら何でもやります!」って自分を売り込んでる。まあ、日曜の朝に「今からお米を持ってきてくれ」と頼まれたときはさすがにお断りしたけど…笑
- 高橋
- でも「翌日の朝一でお米を届けてほしい」ってお客様に言われたときは、今西さんのいる受注センターの方々にもお世話になって急ぎで伝票を発行してもらったので、本当に感謝してます。
- 今西
- いえいえ!こちらこそ、いつもありがとうございます。今日は初めて話したので緊張したんですけど、色々お話しできて良かったです!
Talk04
「小さな一流」とは?
「何でもやります」と自信を持てる人
「何でもやります」と言われると、お客様からするとすごい安心ですよね。「この仕事ならできますけど...。」って弱気で伝えられるより、何十倍も信頼感が違うと思います。私はまだまだ、事務の中でも挑戦できていない仕事や経験できていない仕事があると思います。これからは勇気を出して「何か仕事ありますか」と声を上げてみることで、少しずつ周りから信頼される『小さな一流』に近づきたいですね。
「何でもやります」と
自信を持てる人
「何でもやります」と言われると、お客様からするとすごい安心ですよね。「この仕事ならできますけど...。」って弱気で伝えられるより、何十倍も信頼感が違うと思います。私はまだまだ、事務の中でも挑戦できていない仕事や経験できていない仕事があると思います。これからは勇気を出して「何か仕事ありますか」と声を上げてみることで、少しずつ周りから信頼される『小さな一流』に近づきたいですね。