幸南食糧株式会社 地域活性化研究所は地域の農産物を六次産業化し、生産者の思いを消費地にお届けすることを使命として地域活性化のサポートをしてまいりました。
この度、滋賀県庁・大阪市よりそれぞれ依頼を受け、地域活性化に関する実例の講演やパネルディスカッションに参加させていただきました。
【講演①】
2023年2月8日(木)滋賀県庁から弊社食品開発センターの視察と地域活性化の取り組みについてご依頼をいただき「琵琶湖とつながる生きもの田んぼ物語推進研究会」にて講演をいたしました。
<地域活性化研究所 武田風夏より「魚のゆりかご水田米」での成功事例>
■魚のゆりかご水田米■
「魚のゆりかご水田米」は、次の要件を満たしていることを滋賀県が確認し、認証しています。
・環境こだわり農産物の認証を受けている
・遡上してきた魚が田んぼに入れるよう、魚道やその附帯施設を適正に設置・管理しています
・魚の稚魚が田んぼで繁殖しているか現地で確認しています
・水産動植物(魚類、甲殻類)に影響を及ぼすとされている除草剤は使いません
百貨店のお得意先様向けカタログに、安心・安全な生産方法にこだわった希少なお米として掲載いただき、全国の皆様に知っていただくことができました。
<関西営業部 田中大樹より愛媛県での取組みについて>
「愛媛県住みます芸人」として活動していた田中が、ミカン農家さんと交流する中で農家の高齢化や後継者不足で悩まれている話を聞き、この現状を何とかしたいと奮起。自身のラジオ番組で第一次産業のPRや新規農業従事者に対する補助金について話をしたり、他の芸人仲間を呼びイベントを行った話など、自身の農業に対する想いや取り組みについての体験談をお話させていただきました。
【講演②】
2023年2月11日(土)一般社団法人大阪産食のマイクロツーリズム推進協議会 原田彰子代表からの依頼にて大阪なにわ伝統野菜に興味のある一般消費者に対し、当社が取り組んだ大阪もん六次化商品の成功事例や産学連携について、地域活性化研究所 所長 橋本太郎が講演をさせていただきました。
<産学連携での事例>
JA大阪市様・四天王寺大学様と産学連携で商品化した大阪市産のイタリア野菜使用の「大阪生まれのトレビスリゾット」「大阪生まれのフェンネルスープ」「大阪生まれのケールスープ」について、開発の経緯や販売イベントの様子など、実例をお話しさせていただきました。
【講演③】
2023年2月11日(土)大阪市とNPO法人IKUNO・多文化ふらっと様主催の「6次産業化交流会」セミナーが生野区生涯学習センターで開催され、特別ゲストパネリストとして弊社地域活性化研究所 所長 橋本太郎・関西営業部 田中大樹 が参加させていただきました。現在、農業や宇陀市の活性化事業を手掛けているロート製薬株式会社様や、6次産業化プランナーで各地の農産加工品を紹介する空庭(ソラニワ)様、農業者様がパネリストとして参加されており、テーマに対して対してディスカッションを実施。
橋本は大阪生まれのトレビスリゾット等、小さな農地でも6次化に取り組める好事例の紹介を、田中が愛媛県住みます芸人としての想いや体験についてお話させていただきました。
弊社は今後も、日本の第一次産業と地方の活性化を目標に、取り組みを続けてまいります。
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