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米穀卸の挑戦 FSSC22000を取得せよ

仕入部
平成31年入社

小倉 武留

仕入統括専務取締役
平成4年入社

岩崎 光義

お米のプロフェッショナル

PROLOGUE

世界一の安全規格で
会社のさらなる躍進を。

国内外の食品や小売、流通の大手企業が加盟する団体によって定められた食品安全システムの新規格“FSSC22000”。現時点では間違いなく世界一の水準となっている。取得できれば安全面での信頼度は上がり、取引の幅は広がり、開発のバリエーションは増える。原動力になることは間違いなかった。

Chapter01 未来を担うプロジェクト
先陣を切った大ベテラン

衛生面の基準が厳しいことから取得が難しいと噂されており、大阪の米穀事業で取得している企業はいなかった。
難関挑戦に手をあげたのは、幸南食糧一筋30年、仕入部門専務の岩崎。
「難しいことは分かっていた。でも、取得できれば会社の格が上がることは分かっていた。やらない選択肢はなかった。」
未来を担うプロジェクトはこうして幕を開けた。

Chapter02 社内から上がる
疑問の声
ここまでやる
必要はあるのか?

手術室を思わせる衛生服に着替え、髪の毛が落ちないように頭巾をかぶり、エアシャワーを浴びて作業にあたる。
あまりの厳しさに社内から疑問の声が上がった。
「取得を目指す意義をメンバーに共有するのは本当に大変でしたね…。」

毅然とした態度でメンバーと向き合い続けた岩崎だったが、チームがひとつにまとまらない。
頭を抱えていた、その時だった。

Chapter03 活路を見出した若手の声
「みんなで掃除、やりましょうか!」

ある社員がそう言った。
いつ誰がやるのか明確ではなかった工場の清掃に、自発的に取り組んでくれるようになった。
岩崎はこう振り返る。
「些細に感じるかもしれません。でも、あの一声がきっかけで“みんなで衛生規格をクリアするんだ”という一体感が生まれました。
あれがなければ取得できていないかも。そう思うくらい大きな出来事でしたね...。」
迎えた2016年11月、大阪の米穀業界では初のFSSC22000を本社三宅工場が取得。
2019年には食品開発センター(レトルト)も取得した。

Chapter04 いいからやってみろ
受け継がれる
挑戦の精神

「自分にはまだ早い...と思う仕事でも“いいからやってみろ”と挑戦させてくれるのが岩崎さんという人です。」そう話すのは、岩崎の部下の小倉。
乗り越えられるか分からない試練を与えてくれる。
だからこそ、モチベーションは上がる。
だからこそ、成長できる。
身にしみて感じているありがたみを、今度は後輩に還元したいと思う。
「部下が失敗してもカバーできるから、大きな仕事でも任せることができる。
早く自分もそんな存在になりたい。」岩崎に流れる幸南食糧の遺伝子は、受け継がれていく。

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