REAL REPORT

“おこめをおくる” 東京から発信する新しい文化

お米に新しい価値を見つける仕事

ちょっといいお米を、美しいパッケージに包んでおくりものに。誰もが食べるお米を、もらって嬉しいノベルティに。そんなお米の新たな価値を求めて、米匠庵は2011年に誕生しました。

米匠庵も幸南食糧と同じ「お米を扱う仕事」ですが、ご提案する先が大きく異なります。お米を使うシーンを増やすため、カタログギフトの会社、百貨店、広告代理店などへのご提案が多く、競合となる企業も、食品に限らずジュエリーや日用品など様々です。

ギフトとしてのお米は、まだまだメジャーではありません。いいお米、美味しいお米というだけでは決して選んではもらえないため、しっかりとストーリーを作ってご提案する必要があります。たとえば、パッケージデザインで企業のオリジナリティを演出したもの。他の食品と、それに合うお米をセットにしたもの。土鍋やお皿など、食器と一緒に届けるもの。自社の商品だけに限らない、広い視野での企画が必要です。

東京の仕事で思うこと

わたしは2014年に米匠庵に入社しました。関東には今、わたし1人。他に数名いる幸南食糧営業部のスタッフと協力しながら仕事を進めています。

東京では特に、広告代理店を通した仕事が多くなります。たとえば、みなさんもよくご存知の「シールを集めて〇〇をもらおう!」といった大手企業さんのプレゼントキャンペーンの内容も、その多くが代理店や百貨店を通したコンペ形式で決まっているんです。

お米は口に入るものなのでその分審査も厳しくなり、提出書類が何十枚に及ぶことも少なくありません。特に大手企業さんへのご提案の場合、納品する商品は何十万個という単位になります。デザインの規定、納品のスケジュールや品質レベルなど、様々な部分について書面が求められるのです。

大阪のスタッフと連絡を取り合い、工場と連携し、様々な調整の中で企画を練り上げていきます。特に大手企業への提案のときには、仕入れのスタッフに大量の原料を確保してもらう必要があります。東京で1人離れてはいますが、定期的に本社でのミーティングに参加しますし、大事なところではいつも助けてもらっていますよ。

100gのお米という文化を発信する

米匠庵のお客様は、決して「お米が欲しい」と思っているわけではありません。先ほど、企画には広い視野が必要であるとはお伝えしましたが、それ以上に「なぜお米なのか」を常に意識し、相手に伝えることが必要なのです。

普段、量販店で10kg、5kgの袋を買っているお米を、100gや200gという単位でおくりものとしてご提案するためには付加価値が求められます。難しいのは、その付加価値をブランドイメージを崩さないように組み立てなければならないという点です。企業に合わせたオリジナルデザイン、ターゲットに合った分量のパッケージ、梅干しや海苔など他の商品との組み合わせ、食べた後も使えるケースなど、様々な工夫を凝らして企画を組み立てていきます。

ギフト業界は非常にシビアです。キャンペーンであれば、応募数の増減で成果が目に見えてわかる世界です。その分、自分の企画を街中で目にしたり、幸南食糧や関西のスタッフから感想が届いたりすると、とてもやりがいを感じます。

東京は、まだまだ広いマーケットが眠っている都市だと思います。お米の魅力を広く発信するために、関東営業部としてこれからもご提案を重ねていきたいと思います。

関連記事 : # 人の心を動かす仕事