REAL REPORT

【対談】 撮影から出演交渉まで テレビ越しに伝える産地の魅力

東京と大阪、幸南食糧と米匠庵、営業と内勤営業、取締役と新卒、
立場も仕事も経験も、いろんなところが大きく違う2人の対談

中西浩之2007入社

2011年、関西から関東へ。
幸南食糧グループの拡大を支える幸南食糧 関東営業部の取締役。

荘司すみれ2016入社

ギフト・ノベルティ事業を担う米匠庵の内勤営業。
多くの産地やお客様と連携をとりながら産地ブランディングを進める。

東京と大阪の違い

荘司
今日は遠隔ですがよろしくお願いします!中西さんは以前は大阪にいらっしゃったそうですね。東京はどんなところが大阪と違いますか?
中西
ひさしぶりだね。よろしくお願いします。東京と大阪の違いはね、まずマーケットだね。お客様も多いし、キャパシティも多い。その分競合も多いけどね。そうだなあ、あとは「東日本は生産地、西日本が消費地」という意識があるっていうのはこっちへ来てから感じたことですね。
荘司
なるほど、東日本が生産地ですか。確かに東北や北陸は穀倉地帯ですもんね。そのなかで大阪の企業である幸南食糧を選んでいただくのは、大変なんじゃないでしょうか?
中西
まずは柔軟な対応ができる姿勢を感じてもらうことだね。あとは、やっぱりマーケットが大きい分、安定した供給ができるかどうかが肝になります。「仕入れあっての営業」ですから、離れているぶん余計に仕入れのありがたさを実感しますね。

TVショッピングへの進出

荘司
私が東京の案件に関わる機会は米匠庵の案件しかないんですけど、東京ならではだなあと思ったご提案はありますか?
中西
TVショッピングへのご提案かな。他と差別化されていて、かつ視聴者に支持される商品が求められるんだよね。別の商品で提案に行ってたんだけど、先方さんからの要望で、当時ちょうど1年目だった新しい青森のブランド米「青天の霹靂」に決まりました。
荘司
パッケージの色がかわいいやつですね!ブランド米ニュースにもなりましたよね。
中西
そこからが大変ですよ。まだ知らない人も多い青天の霹靂の魅力、青森のお米の魅力を、どうすればテレビ越しに伝わるのか、非常に悩んだわけ。

魅力を伝えるための奔走

荘司
え?番組の内容にも中西さんが関わっておられたんですか?
中西
そうですよ。生産地である青森のアンテナショップで実際に試食してもらう様子を撮影したり、食味鑑定士さんに出ていただいたり。もちろん青森ロケにも同行しましたよ。最終的には、青森県知事に出演していただいて。
荘司
米匠庵の仕事とはまた違う、規模の大きいお仕事ですね!知事にまで協力していただくなんて…
中西
昔、青森県産の別の品種をプロモーションしたことがあってね。ちょっとしたご縁があって実現した出演でした。産地ブランディングとしても一役買ったみたいなので、上手く行ってよかったなとホッとしてるよ。

産地と消費者とをツナグ

荘司
産地の方を巻き込んで、直接消費者に想いを届けるという点では、米匠庵の産地ブランディングと同じですよね。
中西
幸南食糧の産地ブランディングは特に生産地と消費者を繋ぐ役割が大きいね。ちょうど今も、過疎化に悩む産地さんの地域ブランディングのために、地域特産のお米をビッグネームのレストランさんで使ってもらえるよう、ご提案をしているところ。有名なお店で使われるお米を作るという魅力で、次の担い手を増やせないかと思ってね。
荘司
レストランさんにとっても「この産地がこんな思いで作ったお米です」というストーリーがあれば、消費者のみなさんにもご紹介しやすいですもんね。
中西
ただお米を仕入れて売るのではなくて、売り手である生産者さんと買い手である企業さんが、WinWinの関係であることが、今後の日本では必要になってくる。幸南食糧が間に入ることで、WinWinの関係がもっと増えていけばいいなと思うよ。

全国各地のお客様との距離

荘司
中西さんはそうやって産地さんも企業さんも合わせて多くの方とお仕事されてると思うんですけど、お客様とはどうやってコミュニケーションを取っておられるんですか?地域活性課として全国各地のお客様とお仕事していると、頻繁にお会いすることもできなかったりして、悩んでいるんです…
中西
そうだねえ、やっぱりお会いするのが一番だよね。聞いた情報だけではわからないことも多いから、私もできるだけお会いするようにしています。遠方のお客様でも、ちょっと足を延ばしたりね。
荘司
そうなんです!特に地域活性課は、産地さんのご要望をお伺いして一緒に企画を作っていく部署なので、余計に会いに行きたいんですけど、やっぱり頻度としては限られてくるので…
中西
難しいところだね。でも、直接お会いすることに限らず、電話やメールも含めてこまめにご連絡するのが大切だと思いますよ。あとは、お会いしていない時間もその地域の情報にアンテナを張っておいて、産地さんの望むことを前もって考えてみるとかね。限られた時間で信頼を築くには、やっぱり普段からの意識が大切なんじゃないかな。
荘司
すごく参考になりました!ニュースや雑誌で知っている産地さんのお名前が目に留まることは多いので、そこからいいご提案を生み出せたら素敵ですね。もどかしい思いだったんですけど、行動に移してしっかり産地さんをサポートしたいと思います!

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